昨夜、「プロフェッショナルの流儀」を
観ていました。
ホームレス問題。
日本はこれだけ豊かであるのに、
先進３０か国中、４番目の貧困率。
(数年前の統計)
またホームレスの方々の若年化が問題になりつつある、
というよくない話しか聞かないこの問題
に対して取り組む方、団体が取り上げられていました。
コロナの影響も受けて、この問題のこれからを考えると、個人的に危機感しかありません。
その一助になれば、と
ホームレス問題を専門として活動する
キャリアコンサルタントを増やす。
これから少しずつ取り組んでいきたい
私自身の野望です。
と、この話はおいておいて、
番組を見ながら考えていたのは
キャリアコンサルタントとしての
自分は
人の支援をしている自分に酔ってないか？
ということ。
誰かの役に立ちたい
という思いはとても貴重なものですが、
役に立てたかどうかは相手が決めること
であり、
キャリアコンサルタントが
キャリアコンサルタント自身
で自己評価するものではありません。
とはいえ私も活動歴が２０年になると
中には、久しぶりにお会いして、
「あのとき、かわばたさんに話を聞いてもらって・・」
というありがたい言葉をもらうこともあり、
エネルギーをもらえることも事実です。
ですがそのような言葉をもらったり、
誰かからカウンセリングスキル高いね、
と褒められたりするためにやっているか、というとそうではありません。
カウンセリング力をより高めたいのは
自分の成し遂げたいことがあるからです。
日々の業務に追われてしまうと大切な目線を
忘れてしまいがちではないでしょうか。
個対個で行われるサービスだからこそ
決してキャリアコンサルティングが
キャリアコンサルタント自身の自己満足で終わってはいけない。
自分に酔いしれていてはいけない。
自己満足で終わってしまっていることが
「あのキャリアコンサルタント、
いまいちだった」
「キャリアコンサルティングって受けるだけ時間の無駄」
といった声を増やす一因につながっています。
カウンセリングを提供したい人は山ほどいるけれど、
カウンセリングを受けたいという人は
そんなにいない
という現実をしっかり見つめたいです。
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