この週末、H先生の講座を開催します。
私が資格を取得した時から、教えていただいている先生ですので、
20年以上、いつも刺激をいただいています。
長く教えていただいているのですが、
ずっと変わらず教えていただくことは
「クライエントを理解する」ということです。
カウンセラーとしては基本の基本なのですが、
20年以上教えていただいても、難しいです。
人間という複雑な生き物を理解しようとするのですから
仕方のないことと言われればそうかもしれないです。
クライエントを理解しようとする時に、感情も一つ重要なエッセンス
なのはすでにみなさんご承知の通りです。
「プルチックの感情の輪」
という理論をご存知でしょうか。
これはカウンセリングの中でというよりは、汎用性高く使われていると
私は思っていた理論なので、みなさんご存知かと思っていたら
そうでもないようです。

人の感情はまず真ん中の8つの感情があり、その感情の強さは真ん中に行けば行くほど
強くなる、という考え方です。
クライエントの感情を理解しようとする時、
当然それをカウンセラーなりの言葉で応答します。
その時に「言葉」というものだけに頼らず、クライエントの感情が
どれくらい強いのか、というところにも目をむける必要性があります。
クライエントが発した言葉は、「面倒臭い」だったとしても
実はその裏には「嫌悪感」「憎悪」が隠れていることもあります。
感情が強ければ強いほど、それに支配されやすくなってしまうため
丁寧に取り扱う必要があります。
つまりはその強さを測り間違えると、
結局感情に流されてしまい、良い意思決定にはつながらない、
ということになり得るということです。
私たちカウンセラーは言語を使ってクライエントと関わりますが、
クライエントが発する「言葉」だけに依存するのではなく、
その言葉を通して「クライエントを理解する」ということが
どういうことなのか、もう一度考えてみたいです。