自分に矢印を向けられるかどうかはクライエントの問題ではない

クライエント支援をするにあたっては、

クライエント自身が矢印(焦点を)を自分に向けられないとスタートしません。

 

ですので関係構築では、

クライエントの周囲のことや

他者のことではなく、

クライエント自身のこと、

クライエント自身がどう捉えているか、

どう思っているか

を話してもらえるかどうかが重要です。

 

それが、

上司の愚痴ばっかりになってしまって、

なかなか話してもらえない。

 

といったことはありませんか?

 

それはクライエントに非があるのでしょうか?

 

やはりそれはキャリアコンサルタント

関わり方によります。

クライエントが自分自身のことを

語ってもらえるように働きかけなければ、

そうはなりません。

 

クライエントが問題を他責にしたりせず、

自分ごととして捉えてもらうためには

キャリアコンサルタントの関わり方が

重要なのです。

 

 

ケアとセラピーの違いはご存知でしょうか?

 

ケアは「してあげる」ことです。

「食べさせてあげる」「お菓子をあげる」など。

「面倒臭いことを肩代わりする」

と東畑開人さんはおっしゃっています。

 

セラピーは

クライエントの問題にクライエント

とともに向き合っていくことです。

クライエントも問題に直面します。

向き合わなければいけないので、

時にはクライエント自身にも痛みが伴います。

 

キャリアカウンセリングは

セラピーと同様といってもいいもので、

今まで見ようとしていなかった自分を

見てもらえる関わり方が必要です。

 

 

そういった関わりをしていくにはやはり、

表面上の言葉だけの関わりでは

難しいですし、

テクニックだけでもできません。

そのような関わりが

「できる」と思えるようになるには、

相当の時間が必要になるのでは

ないでしょうか。

 

安易にできている、

と思うことのリスクを

理解しておきたいです。

 

 

 人生は自分自身が織りなす布。クライエント自身のみが作り出せるものです。

 

f:id:officebrillo:20210315215918j:image



【現在受付中のサービス】 

※現在全てオンライン(Zoom)での提供としています。

   

【第26回2級技能士対策動画、対策資料!】

※事前予約は終了し、随時配信中です!

www.mutsumikawabata.site

 

【3/20,21開催!2級技能士実技試験集中対策講座】

www.mutsumikawabata.site

 

【4月スタート!2級技能士実技試験対策講座!】

www.mutsumikawabata.site

 

 

【3/末まで割引!5月スタート!1級技能士実技試験対策個別講座】

www.mutsumikawabata.site

【3/28開催!キャリアコンサルタントのキャリアデザイン講座】

www.mutsumikawabata.site

 

www.mutsumikawabata.site

【ペースメイクのための定期キャリアコンサルティング

www.mutsumikawabata.site

 

【90分各種個別セッション】

www.mutsumikawabata.site

  

【10名限定割引!個別キャリアコンサルティング力アップ講座!】

www.mutsumikawabata.site

 

【3/23まで!オンライン30分プチキャリア相談】

www.mutsumikawabata.site

 

【ブログ一部お引っ越ししました!】

note.com

 

 

その他ご質問・お問合せはこちら