アサーション講座終了しました。カウンセラー自身が自分を観ること

本日は

カウンセラーのためのアサーション講座でした。

お互い何度か顔を合わせている方が多く、それぞれのことを理解していることもあり

和やかな雰囲気で進めることができました。

 

アサーション=アイメッセージ

と単純に思っている方が一般的には多いですが

単純に「伝え方」のスキルではないと思っています。

 

考え方が違う個、各々を大切にして関わり、各々だけでは

見えていなかった世界を発見していくことができるものです。

 

それはカウンセリングにも通じます。

クライエントが見えていなかった世界に気づくだけではなく

カウンセラーもまた同様に発見していく。

 

そのためには自分が何に対してどう思い、感じ

どう伝えたくて、どう伝えると相手に伝わるのか?

ということを自身が理解することが基盤となります。

 

例えば極端な例でいうと、

「親が鬱陶しい、親を殺したい」と言ってきた人に対して、瞬間的に何を思い、

何をしたくなるでしょうか?

 

「甘いこと言ってるんじゃないよ」

「この人やばいかもしれない」

など色々あると思います。

 

そして、カウンセラーとしてはそのまま伝えてはいけない、

と思い、まずは「どうしてそう思うの?」と聞くことからスタートしても

どこかで「この人は甘い」と捉えていると、

甘いということに気づかせようと、説得したり、話をそちらに持っていこうと

操作してしまう、ということが起こります。

 

クライエントもバカではないので操作されているということを感じとり、関係が崩れてしまいます。

 

そうではなく、「違う」という時こそよく耳を澄まし、自分が感じていることも

相手に理解してもらえるように伝える努力をし、その違いを前提にどうすることが最善なのかを二人で決めていきます。

 

そのためには自分が何を思い、どうしたくなるのか、どうすると相手と理解し合えるのかを丁寧に自分を観ていく必要があります。

 

みなさんはどんな価値観を持ち、どのような時にコミュニケーションを諦めてしまったり、自分の意見を押し付けてしまったりするでしょうか。

 

クライエントを理解しようと努力することはカウンセラー自身が自分を理解しようと努力し続けることからも逃れられません。

 

ですが、それは自分自身がより生きやすくなることにもつながると思います。

 

自分の可能性を見出すためにもクライエントだけではなく、

自分自身も見つめてみてください。

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