どういう立場でクライエントと向き合うのか?

企業や需給調整機関、教育機関など

キャリアコンサルタントの方は何らか専門分野を持って

活動されることが多いかと思います。

 

そしてどの分野においても、特に組織に属していると

「キャリアコンサルタント」という専門職の立場と、

「人事として」「課長として」「HWの職員として」

「大学の立場として」など

何らか別の立場も併せ持つことが大半です。

 

キャリアコンサルタントとしては、クライエントの福祉を最優先する

ことが当然ではありますが、

キャリアコンサルタント以外の立場は

「社員を退職させないために」「就職率を上げる」

など別の目的目標を課されます。

 

当然ながら、各々の現場ではこの相談内容はクライエントのために関わるのか、

上司として関わるのか、という葛藤が生じます。

 

皆さんはこのような時どのように考え、判断して関わっていますか?

 

答えは一つではないし、内容によってケースバイケースですから

何が正解ともいえません。

 

だからこそスーパービジョンをしていると、どういう立場で自分がクライエントに

関わったのか、迷走されたり迷われたりしているケースも

とても多いように思います。

 

そのような時、

例えば組織人としての立場を優先したのであれば、

キャリアコンサルタントの立場で関わるとしたらどうしたらよかったのか?

キャリアコンサルタントとしての立場を優先したのであれば、

別の立場で関わるとどうしたらよかったのか?

 

と具体的に考えてみると、より自分がどうありたいのか、

具体的に今後の自分の方針、みたいなものが少しずつ明確になってくる

感覚があります。

そして逆の立場を意識して関わった方がより早く解決につながったのではないか、

というところに行き着くこともあります。

 

私は、複数の立場を持っているのであれば、

必ずしもクライエントの福祉のために、を最優先するのが

正解とは言い切れないと思っています。

だからこそ自分はどうしたいのか、諦めずに向き合っていくことで

その人なりのキャリアコンサルタント像が見えてくるようにも感じます。

 

つまりハローワークに属しているから「こういう関わりかた」が最善、

学生だから「こういう関わりかた」と決めつけてしまうことは

自分の思考をストップさせ、その先の道を閉ざすことに繋がるのではないでしょうか。

 

経験を積めば積むほど、視野が狭くなる。

そうならないようにありたいと思います。

 

スーパービジョンを受けたことがないというかた、ぜひ一度体験してみてください。

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