本日は終日、こちらの講座でした。
ご参加いただきましたみなさま
ありがとうございました。
理論は国家資格取得時に養成講座で学んで、
学科試験では覚えたけれど、その後どう使ったらいいの?
という方が本当に多く、久しぶりに開催しました。
今回はいつもと進め方を少し変えて、
まずは軽く理論の必要性や代表的な理論を私から10分程度で
説明した上で、
参加者一人につき1理論家を担当してもらい、それぞれ約5分で
その理論を解説してもらいました。
アウトプットするとなると、「なんとなく知っている」では
難しいこともあり、皆さん短い時間ながらも一生懸命準備してくださいました。
おかげで私が説明するのとはまた違う視点での話もあり、
とても興味深かったです。
そして後半はいくつかの準備した事例を使用して理論の活用法。
いろんな理論の観点、かつ皆さんの様々な観点で
考えていくことで、いろんな視点でケースを検討し、見立てることができました。
キャリアコンサルタントはクライエントに対して
「見立てる」ということを行うにあたり、
自分のものの見方のくせでクライエントを見ることになると、本当に意味ある支援にはつながりません。
キャリアコンサルタントも価値観や考え方の癖はあるので、それらに依存しない見立て、幅広い見立てをするためにも理論は有益です。
面接の後半で、問題を把握し、クライエントとの対話をしていくにあたって
様々な理論の視点でクライエントを見立てられるということは
実はとても有益です。
単純にクライエントの問題を、自己理解不足、問題把握不足・・・と捉えるのではなく、サニーハンセンの4Lでクライエントを考えてみると、4L各々を切り離して
考えている。そうではなくて「プライベートでそういう辛い経験をしてきたあなただからこそできる仕事はないのか?」と4Lを統合してキャリアを考えてもら得るように関わる。
理論を押し付けることはよくありませんが、様々な理論を知っておき、その方に合わせて各種理論を活用することでもっと幅のある、豊かな支援につながるのではないでしょうか。
そういう理論を、学科試験の対策だけで記憶の彼方に追いやってしまうのは
もったいない!
今日は久しぶりに私も理論を一つ一つ確認でき、改めてそんなことを感じました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
今年の単発の講座は、今回のように講義とグループワークだけではないような、「体験」も取り入れながら進めていきます。
またぜひご参加ください。
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