相談者の訴えた問題とは単なる要約ではない

今日から4月。新年度がスタートしました。

先日新しい年がスタートしたと思っていたら、

本当に時間が流れるのは早いです汗

 

26回の2級の試験についての試験要綱も発表されて、

少しずつ勉強をスタートされている方もいらっしゃるようです。

 

論述も面接試験も

相談者の「訴えている問題」は何かは必ず問われます。

 

その際にそれまでに相談者が言ったことを要約したり、

面接試験の問題に書かれていることをそのまま

それと捉えるという考え方を比較的多くの方が

しているように思いますが、それでいいのでしょうか?

 

答えはNOです。

 

相談者が訴える問題は確かに一つではないことが多いですし、

複雑に絡み合っています。

ですのでどれも大事と捉えられはします。

 

ですが、よく聴いてみると

 

相談者が本当に困っている問題

 

 

相談者としてはこういうことも気にはなっているという問題

 

など一言で問題と言っても、

その間には温度差があるはずです。

 

キャリアコンサルタントとしては

その温度差を見極めて

相談者が一番何に困っているのかを

聴き出していくことが求められます。

 

だとすれば単純に相談者が言ったことを要約しただけ、では

その温度差は表現できていない可能性が高くはないでしょうか。

 

要約は要約でも、相談者が言った問題に対して温度差を見極めて

温度差も含めて捉えて応答することが重要です。

 

そして2級では当然、

問題把握や方策展開なども

評価されますが、それらがずれたり、評価が低くなる原因は、

実は相談者の訴えた問題をきちんと捉え、

共有合意できないことに

そもそもは起因している、ということを忘れてはなりません。

 

関係構築ができていて、

問題把握や方策展開の点数が低い場合、

実は相談者の訴えた問題の理解や理解の仕方、そしてそもそも

相談者の心からの訴えを聴こうとしたかどうかもおおきな影響を

与えています。

 

2級の勉強をスタートされようとしている

皆さん、

まずはこういったキャリアコンサルティングの基本の流れを

自分が正確に理解しているかどうかを

まずはしっかり見直してみてください。

 

 

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