昨日から2級技能士の試験がスタートしました。
受験されたみなさまお疲れ様でした!
この3連休で受験される方も多いため、
私は1級試験対策に集中していく時期になります。
1級、事例指導では
「事例相談者が答えてくれない」
「特にない、と言われた」
「普通と言われた」
など事例相談者が思うように話してくれない、
という声をよくいただきます。
事例相談者のレベルや、関心によっては
理解していないことや、何も考えていなかったことは
答えにくいのは当然です。
そういう考え方やレベル感も違う事例相談者の方と
対話していく。対話できるように働きかけるということが
第一関門ともいえます。
対話とは相互に対等にいろんな意見、考えを話し合える関係性です。
そのためには事例指導者が聞きたいことだけを聞いていたり、
事例指導者のレベル感を押し付けたり、考え方を押し付けたり
しているだけでは当然ながらNGです。
事例相談者が話したいことを話せるように働きかけていくこと。
その一つの練習としては
思ったような答えが返ってこなかった時に
どう働きかけるかを考えてみる、ということもできることです。
「ご自分でできた、と思うことは何ですか?」
「できたことはありません」
と言われたあと、どう働きかけると事例相談者は
自分の考えを話してくれるでしょう?
「話してくれなかった」
「言ってくれなかった」
で思考ストップさせていては対話は始まらないのです。
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