講座などをしていると、
「そのような言葉が出てこない」
「そんなふうに発想できない」
というような声はよく出てきます。
私は言葉や考え方はやはり習慣が作るもののように
最近感じています。
身体の筋肉も普段自分が使う部分は使えるけれど、
意識していない部分はなかなか使えませんよね?
言葉、頭も同じで、その時だけ発揮しようと思ってもなかなか難しく、
日頃動かして柔軟性を保ち、筋肉を保つことで初めて
反応し使えるものではないでしょうか。
この夏のクール「最高の教師」という土曜日のドラマを見ています。
芦田愛菜さんの言葉の使い方、話し方に品があって
うっとりしています。
有名な話で彼女は日頃からたくさんの本に触れ、言葉に触れることで
きっと言葉に対しての柔軟性、力の入れ方、などなどが
たくみにできるのだと思います。
私たちカウンセラーは言葉を道具にしてクライエントを支援します。
言葉が頼りです。
つまり言葉を使いこなすことが求められます。
それはいきなりできることではなく、日頃の習慣からもたらされるものです。
良質な本を読む
良質な映画をみる
人と話す
辞書をひく
みなさんは言葉を磨くためにどんな習慣を持っているでしょうか。
もし日々の習慣無くして、
「うまく表現できない」
「語彙がない」
と思っているとしたら、ちょっと甘いのかもしれません。
言葉は人を助けることもできれば、
逆に傷つけることもありますよ。