問題=クライエントのダメな点、できていない点なのか?

キャリアコンサルティングでは

「問題把握」という言葉があり、

クライエントが気づいていない問題にキャリアコンサルタントが気づくということも

一つのプロセスとしてもとめられています。

 

ここで「問題」という言葉を使用していることもあり、

つい、クライエントに非があり、

キャリアコンサルタントの見えている視点が正しい、

と捉えてしまいますが、

本当にそうなのでしょうか?

 

キャリアコンサルタントの捉えている視点が

誤っているということはないのでしょうか?

 

私はどちらが正しい、間違っている、ではなく、

また問題=ダメなところ、というものではなく、

「問題把握」というステップでは

 

クライエントとキャリアコンサルタント

捉え方の違いを検証する

 

ということだと考えています。

 

あなたはそう捉えた

でも

私はこう見えるよ。

 

まさしく

「ルビンの壺」。

 

じゃあどう捉えていくのが

一番ベストなんだろうか?

クライエントがより楽に、生きやすくなるのだろうか?

 

これもまたどちらの答えが正しい、間違っているのではなく

二人で探していくものです。

 

一方的にキャリアコンサルタントがこうだよ、と

指示するのではなく、クライエント自身も能動的に考えていくことで、

自分の行動に責任を持ちやってみようと思える。

 

 

傾聴とともに対話もまた重要なスキルです。

対話力を磨くためには

キャリアコンサルタント自身が自分のものの見方に

こだわる姿勢を和らげる必要があるのではないでしょうか。

 

私もいつも気をつけていることですが、

自分の価値観や考え方というものは

強い引力で自分自身を引っ張る力があるように感じます。

 

だから、常に自分の姿勢を正し

正しい姿勢に修正しながらやっていく。

そんなプロセスもまた

キャリアコンサルティングの品質を保証するために

定期的に必要なことなのだと思います。

 

 

そしてクライエントとともに見出した答えは

キャリアコンサルタントにも新たなものの見方を教えてくれ、

視野を広げてくれるものではないでしょうか。

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