今年は昨年以上に自分の学びに時間を費やしています。
そのなかで、先日私自身もスーパービジョンを受けました。
私がスーパービジョンしたものをさらにスーパービジョンをしていただきました。
改めていろんな気づきがあった濃密な時間でした。
最初に資格を取得してから約２０年ほど経ちますが、
自分自身で理解したと思っていたことが
実はわかっていなかった！
できていなかった！
を２０年経った今でも繰り返しています。
先生から何度か教えていただいたことを
改めて聞くと
「ああ、そういうことか」
「わかっていたつもりだけどできていないじゃん！」
と必ずなります。
普通は
もう何度も聞いて知っているよ、
もう耳にたこできてるし、
となりそうなのに、そうなったことはありません。
それくらい、カウンセリングの世界は深く、
理解しようと思っても理解しきれないくらいの世界が
あるものではないでしょうか。
例えば「自己理解」「関係構築」
このような言葉ひとつをとっても
実はどういうことなのか、
理解し難いくらいの意味が奥にはあります。
人、そして人の心という理解しきれないものを相手にしている
仕事ですから当然です。
だからこそ
簡単に自分ができる、
理解している、
わかっている、と思うことが
どれくらい恐ろしいことか、とも思います。
クライエントに真摯に向き合うためには
自分自身にも真摯に向き合うことが必要なはずですが、
それを怠ることにもつながる気すらします。
さらに自分自身にとって
資格を持っているということは
自分に奢りをもたらす存在にもなり得ます。
資格に依存せず、クライエントと自分自身に
向き合い続けたいです。
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