スーパービジョンを実施していて、
立ち返るのはやはりカウンセリングプロセスです。
実務の中でよくある課題としては
・関係構築が不十分
→事実確認だけで終わり、クライエントがそれに対して
どう思い、どう感じているのか、内省されていない
つまりはクライアントが自分自身に目を向けられていない
・問題把握の関わりがない、不十分
→問題把握ではクライエントにより深く自己理解してもらうために
対話をしていきます。積極技法なども活用して探索していくのですが、
その関わりがなく、「●●しましょう」と方策に走っている。
探索がない、十分に吟味されない状態での方策は当然ながら受け入れられない。
もちろん目標設定もありません。
・目標設定がクライエントにとって納得できる目標ではない
→クライエントが目標について「はい」と言ったとしても
その「はい」が納得したものではない。
「はい」といってくれたからOKと安易にみなして進めてしまう。
２級技能士対策をしていても同様の状況があります。
そして２級技能士をお持ちの方でもうまくいかないケースは
上記いずれかに当てはまることは多いです。
逆にいうと、これをどんなクライエントにも
しっかり意識して進められるようになると
一定の支援ができるといっても過言ではありません。
しばらく自分の面接を見直していないという方、
ぜひスーパービジョンを受けたり、グループ指導を受けたりして
自身の面接を見直してみてください。
こちらの講座もおすすめです。
２級技能士の試験が迫っていないと、
残念ながらいつもそんなに人が集まる講座ではないのですが、
私としてこだわりたい講座なので、継続して実施しています。
私の講座に初めて参加するという方にもおすすめですので
お時間合えばぜひご参加ください。
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