先日書店でふと見つけ手に取った一冊。
オープンダイアログに関するこちら。
エッセンスがうまく端的に表現されています。
基本は集団でのダイアログに関して
説明されていましたが、
一番最初の
「体験している世界を内側から感じる」
はキャリコンとしての基本にも通ずることが
記載されています。
9つのポイントに凝縮されていることは
基本的態度
関係構築
の概念を捉えています。
特に印象に残っているポイントは
「語りへの応答」
Response to What is Said
しっかりと受け止めたことを示す
語られていることをただ聴いているだけでは
その人ひとりでは言語化できない部分に迫る
ことはできません。
相談者から聴いたことを聴き手である
キャリアコンサルタントは
どう捉えたのか
これをしっかり返すこと。
ただ聴いている、
おうむ返しをしているだけでは
相談者の深い自己理解には繋がらない。
相談者の言ったことをとにかく
おうむ返しする、
という習慣がついている方も多いはず。
それができるのであれば、
一歩先に進んでみませんか?
応えるということは、説明や解釈を与えることではない。
そこでどんなことが言われたかに気づいていると示すこと
(Seikkula & Trimble)
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