事例指導に当たって、
事例相談者（キャリアコンサルタント）に
様々な観点で気づいてもらうために
有益な質問をするスキルは
指導者にとって
大変重要なスキルです。
質問する際に気をつける点として、
・持参いただいたケース記録を元に気づきを持ってもらいつつ、
・そのケースだけに止まらずキャリアコンサルタントとしての成長を促す
、という両方に注意する必要があります。
つまりは
ケースの内容に関する質問
概念化(他のケースも含め事例相談者の傾向など)した質問
２つの観点から問いかけます。
慣れないうちは、
持参いただいたケースに触れる質問ばかり
してしまい、そのケースに対しての
反省のみで終わってしまったり。
また逆に概念的な質問ばかりしてしまい、
せっかく持参いただいたケースを
使用せず、事例相談者に
ケース記録、持参しなくてもよかったのでは？
と思わせてしまったり。
どちらかだけでは事例指導としては成立しません。
ですので
今自分はどっちの質問をしているのか。
両方取り込めているのか。
事例指導を進めながら、
この２点において自分自身の事もしっかり観察してください。
当然１級の実技に関しても同じこと。
試験対策としては有益な質問を整理しておくのもお勧めです。
（意図のない定型的な質問にならないようには
くれぐれもご注意を）
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