問題と起きている現象、状態は非なるもの

最近、ブログの更新がままなりませんでしたが、

またしばらく毎日くらいで更新しようかと思っています。

 

そんなスタートの今日は、週末に迫った2級技能士の論述試験について。

 

そろそろみなさん追い込みに入っていらっしゃるかと思います。

 

総じて、問2を書きにくいと感じていらっしゃるかたが多いようで、

それに連動して問3も影響が出ている、というふうに感じています。

 

問2は相談者の問題を挙げる箇所です。

問題とは何でしょうか?

一番間違えてしまいがちなのは、

 

起こっている状態、現象のことを指してしまう

 

ということです。

 

つまり、日常に置き換えると

「メモを書かずに約束を忘れて、クレームが起きている」

の中で、

クレームが起きている

という状態を問題としてしまう。

ということです。

 

問題であるのは、

①メモを書かずに約束を忘れてしまった

だから

②クレームが起きた

という①の部分です

 

②の部分を問題と捉えて、方策をとるとすると、

研修を実施する

人を増やす

など解決には全くつながらない方法をとりえてしまいます。

 

①の部分を問題と捉えて方策を検討すると、

問題と方策の結びつきは明確になるはずです。

 

試験に置き換えます。

問題は何か、と問われ、

「自分は何もできない、強みはないと考えて、転職を考えてしまっていること。」

と書くと「転職を考えてしまっている」こと自体が問題として挙げていると捉えられます。

まさに「状態」です。

 

それを

「自分は何もできないと捉えて早計に転職を考えてしまい、

自身の強みなどを客観的視点で検討できていない」

とするといかがでしょうか。

 

方策も明確になるはずです。

 

同じように

「・・・・自己肯定感が下がっている」

などという表現も状態にしかすぎません。

 

状態ではなく、問題を書くことで問3も書きやすくなるはずです。

 

もう一度見直してみてください。

 

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