1級、2級とも論述で大切な要素は、
論理性です。
・結論と根拠があるか
・その辻褄があっているのか
もう一つ大切な点はMECEの状態であるか、です。
もれなくだぶりなくです。
これが客観的に見るとダブっていることが
多いのです。
例えばCC視点での問題把握を捉える問題の
よくある解答です。
【1】
①自分の意見が正しいと思い、誰にも相談していない視野狭窄
②自分の考えを誰にも相談していないコミュニケーション不足
【2】
①転職が難しいのでは、と不安になり自己肯定感が低下していること
②周囲の噂に振り回され、転職が難しいと考えてしまうという自己理解不足
それぞれ①②が同じ解答枠に連ねて記述されています。
いかがでしょう?
【1】の誰にも相談していないということは
視野狭窄なのでしょうか?
コミュニケーション不足なのでしょうか?
【2】も同様に、
転職が難しいということは自己肯定感の低下なのでしょうか?
自己理解不足なのでしょうか?
読み方によっては理解できるかも
しれませんが、
ダブっているように
読み取れることも否めません。
試験では明らかに表現する技術が大切です。
どの事象をどの結論と結びつけるのかを
意識し、
ダブらせないこと。
ダブらせるくらいであれば、その他の点を
書くほうが加点対象になりえます。
論述は書いて練習するほど
コツは掴めてきます。
まだ早い、と思っているかもしれませんが、
せめてそろそろ過去の問題だけでも
確認してみてください。
絶妙なバランスって大事。
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