目を背けたくなるような
川崎市の事件。
キャリアコンサルタントという職業の
無力感に襲われました。
子どもたちを危険な目にあわせない対策も
もちろん大切ですが、
あのような犯行に及ぶ人を
いかに出さないか？
家族関係、その他の人間関係、引きこもり、
無職であったこと。
犯人の背景を踏まえると
キャリアコンサルタントとして
支援するということ
できることを
考えてしまいます。
もちろん
引きこもりの方がみんなああいった犯行に
及ぶということはありません。
ただ
自分の居場所がない
そういう気持ちが
引きこもりになる方の背景にはあり
居場所がない
という気持ちはとてつもなく深い寂しさ
を生み出します。
その自分の居場所がないということは
あのような犯行だけでなく、
何かしら様々な問題を生み出している
一つの要因になっています。
そして自分の居場所がない
と感じている方は
引きこもりの方でなくとも
日常の面接の中で
本当に多くお会いするという
現実があります。
そういった方々にキャリアコンサルタントは
直面せざるをえないですし、
支援していくことは
一つの大きな役割だと思います。
一方でそのような居場所がないという
状況になる前に
手を差し伸べられる世の中にしていくこと。
私はそこにも目を向けてみたいです。
引きこもり＝あの犯行ではありませんが、
寂しくない世の中にしていくことは
人を豊かに、世の中を豊かにすると
信じたいです。
ひとりのキャリアコンサルタントとして
できることは本当に些細なことですが、
今、任せていただいている仕事と
向き合っていきたいと思います。
そして社会の問題と向き合える
キャリアコンサルタントを増やしていく
という草の根活動をコツコツと
やって行こうと
思います。
平安神宮。平安な世になりますよう。
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