年に一度は読み返すこちら。
初版はずいぶん昔ですが、
色々奥深いのでその時々での
気づきは異なります。
「問題に気づき、これを明確化することは、
その問題を解くよりも、
もっと本質的なことが多い。」
というアインシュタインの言葉が出てきます。
キャリアコンサルティングの中でも
「問題把握」
はとても重要です。
これには2つの観点があり、
①クライアントが訴えている問題
②キャリコン が捉えた問題
です。
特に②は重要で、
クライアントが気づいていない問題
を捉え、それに気づいてもらえると
そのあとはとてもスムーズに進みます。
だからキャリコン は
必死になってそれを探そうと
するんですよね。
どこがこの人の問題だろう?
と。
でもそれは
クライアントの粗探しをすること
ではありません。
どこか悪いところを探そうとばかりすると、
クライアントにしてみれば
診られている=診断されている
ともすれば
何かしら評価されている
と映るのではないでしょうか。
これは対等な人間関係ではないですよね。
キャリコン が捉えた問題を
クライアントに伝えた際、
受け入れてもらえなかった
ということが起きた場合、
理由として問題を捉え間違えた、
ということもあります。
が、その捉えた問題は確かであるのに
クライアントが認めないとき、
それは上記のようなことが
起こっていなかったでしょうか?
つまりは
関係構築ができていない
基本的態度をおろそかにした
ということ。
クライアントが気づいていない問題を
キャリコン が捉えられたとしても、
それをクライアントに受け取ってもらえない、
結局気づいてもらえなきゃ
意味がないんですよね。
だから関係構築って重要なんです。
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