組織との関係、環境への働きかけ

キャリコンの倫理綱領の中に、

 

「組織との関係」

 

がうたわれています。

 

 

その中に、

 

「相談者に対する支援だけでは解決できない

環境の問題や、相談者の利益を損なう

問題などを発見した場合は、

相談者の了解を経て

組織への問題報告、指摘、改善提案等の

環境へ働きかけに努めなければならない」

 

とあります。

 

実際今、実務に携わる中で

ものすごくこの項目の重要さ、必要性をひしと

感じています。

 

最近世間を騒がせている問題などでは

ありませんが、

 

今時、そんな古い考え方が

まかり通っているんだ

 

ということも多く耳にしますし、

 

メンタル疾患による求職者の復職支援が

雑すぎたりすることも多々あります。

 

有名な大企業ですらありえる話です。

 

中小企業では知識不足からそういった

現状が生じてしまっていることもあります。

 

キャリコンとしての役割、使命は、

 

目の前のクライアントを支援すること

 

ですが

これを踏まえると、

 

企業、組織を支援することも

 

キャリコンとしての役割に大きく

含まれてくるということは

明白ではないでしょうか。

取り組まざるを得ない。

 

だから組織マネジメントや組織心理学なども

各種キャリコン のテストの範囲にも

組み込まれていますし、

年々その内容が濃くなっている

気がしています。

 

 

ですが、一人の相談者を支援する以上に

組織を支援、動かすということは

本当に難しく、骨の折れる作業です。

 

もちろんその問題が

キャリコン自身で手にあまる際は

専門家へリファーするにせよ、です。

 

企業分野でキャリコンをするということは

そういうことだということをどう捉え、

どう動いていくのか。

 

本当に自分の在り方、行動力が問われる

仕事だな、と思います。

 

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