専門家という怖さ〜平木典子先生のセミナーに参加して〜

本日、平木典子先生のセミナーに

行ってきました。

 

臨床心理学者であり、

スーパーバイザーであり、カウンセラーであり

アサーションの第一人者。

 

今回のテーマはアサーションでした。

もちろんキャリコンを学ばれた方であれば、

知っている方も多いはずです。

 

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もちろん主のテーマでも改めて発見も

ありましたが、

キャリアコンサルタントとしても

考えさせられるところが多くありました。

 

一番、ハッさせられたのは

 

「専門家って自分が正しいと思っている」

 

という言葉でした。

そして相手=クライアントも

 

「自分とは違う」と思って見ている

 

ということ。

 

どれだけ専門家が

意見を押し付けがちな立場かということ

です。

 

キャリアコンサルティング

クライアントが自ら自己理解を促し

クライアント自身が意思決定をする支援。

 

にも関わらず、

キャリアコンサルタントという「専門家」は

そういう立場なのです。

 

 

気がつけば指示的になってしまった

という苦い経験をしている方も多いはず。

(気づいていない、もしくはそれが

キャリコンとして正しいと思っている方も)

 

 

キャリアコンサルティング

今ここで出てくる

言語を通して

1対1の閉ざされた世界で行われます。

 

だからこそ

キャリアコンサルタント自身が

いかに自分が不完全か、

相手のことを完全に理解することは

できないということを

しっかりと肝に命じておかないと

誰も止めてくれません。

 

そして間違った方向に自分が行った時、

そのまま突っ走るのではなく、ストップし、

修正する。

さらには次に活かすために

リフレクションする。

 

 

専門家だからこそ

自分の在り方をしっかり見つめ、

考え続けていくこと。

 

やっぱり奥深い仕事だなあ。

 

 

 

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