2019年2月時点でキャリアコンサルタント の
登録者が4万人を超えたそうです。
急激な増加です。
昔からある社労士などと
同等な数ですから。
https://careerconsultant.mhlw.go.jp/p/posts.html#201903_p002
厚労省のキャリコン の数を増やそう計画
が軌道にのっているからですが、
数だけ増やしてもね…
というのが本音です。
キャリアコンサルタントとは何をする人
なのか、まだまだ世の中に浸透していない
数は増えても質にばらつきがある
資格を取っても活躍できる場がない
上記の2点が理由からか、
キャリアコンサルタントの給料が安い
など問題は山積みです。
むしろ数だけ確保したことが
悪影響を及ぼしていることさえあるように
思えます。
現場で動く私たちとしては、
とにかく自分たちのできること、
足元を固めていくことからしか
できません。
目の前のクライアントに
誠実に関わり、
クライアントに本当の意味で役立つ
面接をする。
そして、自分のスキルの向上。
自己研鑽。
単純に自己分析のサポートをすることが
キャリアコンサルタントの仕事では
ありません。
企業分野でいうと
組織への働きかけ、
つまりは組織のコンサルティングをも
行なっていくことまで求められています。
交渉力、調整力も必要でしょう。
キャリアコンサルタント一人ひとりが
自分の行動に責任をもち、
全員でキャリアコンサルタントの
ポジションを確立していく。
給料が安い、仕事がないといっている
だけでなく、
キャリアコンサルタント全員で
世の中に働きかけていく。
そのくらいのつもりで
動いていかないと
もはや先はないのかもしれません。
私は自分も含めて
そこまでのプロの仕事ができ、
使命感を持てるキャリアコンサルタントの
集団を作っていきたいし、
そういう方々のサポートができるように
なることが当面の目標です。
ちょっと危機感を感じるこの頃です。
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