本日、1級技能士ロープレ練習会を開催しました。
ここまでいろんな方のロールプレイを拝見し、
共通して注意してみていいのでは、ということをまとめておきます。
①あいづち、うなづき、言葉遣い
②「その時の相談者の表情は?様子は?」ばかり聞かない
③事例に対して、事例指導者の考えを伝えるときには根拠を持って
④事例相談者に質問をして、事例相談者が答えてくれたことに耳を傾ける
(一問一答にならない)
①あいづち、うなづき、言葉遣い
当たり前でしょと思われるかもしれませんが、事例指導になった途端、
「うん、うん」「それで?」「そのときなんて言ったのかしら?」
と上から目線と言われても仕方のないような表現をされる方が本当に多いです。
自分はそんなつもりはない、としても相手がどう捉えるかは別ものです。
初対面、かつ対等な立場の人に対して敬語を使わない、ということは
日常の仕事の中でも注意することだと思います。
このような仔細と思うことも相手に影響を与えることに注意してください。
②「その時の相談者の表情は?様子は?」ばかり聞かない
今年度はこの質問をされる方が多いな!という印象を抱いています。
ダメなわけではありませんが様子を聞いたその後に事例相談者が言ったことに対して
適切に関われていないことがほとんどです。
そして事例相談者が、クライエントの表情などに敏感な方ばかりではありません。
全く気にしない、という方もいらっしゃるのです。全く気にしない方に「様子は?」
と質問したところで、相手の興味関心のないことを聞いている=事例指導者主体
と捉えられてもおかしくはありません。
事例相談者に合わせた質問、そして意図を持って関わってください。
③事例に対して、事例指導者の考えを伝えるときには根拠を持って
事例指導をするにあたり、その事例に対して事例指導者の考えを伝えることは
あると思います。ですが事例指導者の想像で言っても事例相談者からすると、
なぜそのような想像に至るのか、わかりません。
事例指導者側の考えを伝えるときには、原則「相談者が・・・と言っていることを踏まえると」と根拠とセットで伝えるようにしてください。
根拠のないことを伝えるのであれば、その伝え方やその後の事例相談者の応答に
注意を払って対話につなげてください。
④事例相談者に質問をして、事例相談者が答えてくれたことに耳を傾ける
(一問一答にならない)
これは2級技能士、つまりカウンセリングの基本でもあります。
一問一答になる時点で、「事例指導者主体」であり「事例指導者が聞きたいことを
聞いている」だけになり得てしまいます。そして事例相談者の考えは深まりません。
事例相談者に質問をしたらその後、事例相談者が話してくれたことに対しては
理解したことを返すなど、さらに事例相談者の考えが深まる関わりを心がけてください。
ご自身のロールプレイを録音録画されている方も多いと思います。
振り返る際にこれらの視点でも見直してみてください。
