第5期のグループスーパービジョン講座の5回目を先週実施しました。
お二人のケース記録に対して、様々に意見を出し合って
クライエントにどのような可能性があるのかを皆さんで検討していくと、
様々な捉え方があり、自身の視野の広がりを感じることができます。
1級技能士で事例指導をする際も、実は同じことなのです。
どちらの意見や考え方が正しいではなく、
同じキャリアコンサルタントとして対等に様々に検討していき、
その中でどのようなことができるのかを一緒に考えていく、
というスタンスです。
試験細目には
「カウンセリングの進め方を体系的に理解した上で、キャリアコンサルタントとして、 事例相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度を維持しつつ、・・・」
とあります。
つまりは指導だからと言って上から指摘する、ということが求められている
わけではなく、「お互い同じキャリアコンサルタントの立場で」
ということです。
グループスーパービジョンでは、もちろん私というスーパーバイザーはいるので、
少し違うところはあります。
ですが、私もグループスーパービジョンの時は、
皆さんの見え方を共有し、それを整理する、といういわばファシリテーターの役割
を大切にしています。
その点でグループスーパービジョンは非常に技能士対策としても有益です。
ぜひまだ受けたことがないという方は受けてみてほしいです。
7月からの第6期はまだ募集しています。
ぜひご参加ください。