事例指導者自身が自分の考えに囚われないこと

1級技能士の面接練習をして中で、

「自分(指導者)はそこおかしいんじゃないの?」

と思っていることについて

相談者が全くおかしいと思っていない

ということがないでしょうか?

 

自身が「ここ!」と見つけたものは

目を奪われやすく、そこに囚われてしまうという性質が

あるのは指導者もまた同じです。

 

自分が見つけた箇所に囚われてしまい

いくら相手が「NO」と言っていても

「でも・」と自分がこだわってしまう。

 

そうするとそれは

単なる「指摘」になり

事例相談者は何も気づかない。

一方的に押し付けられたと感じてしまう。

 

というような状況。

 

みなさんはこのように

事例相談者と自分が見えている世界が

異なる時、どう関わるといいと思いますか。

 

少なくとも事例指導者の意見を押し付けるのは

事例指導としては相応しくありません。

 

その事例を実際に体験していない

事例指導者は全てを知っているわけではないですし、

その点では事例相談者が優先になります。

 

だとすると、事例相談者がどう捉えているのかを

まずは優先することです。

 

それがどうしても難しいというのであれば、

その場は一旦、事例相談者が言ったことを

「そうだったのですね」で受け止めるにとどめ、

一旦その話から離れて、違う視点から確認していく

ということも一つの手かもしれません。

 

自分のみた世界にこだわりそうになった時

自分をどうコントロールするのか。

考えておきたいです。

 

そして前提としては

事例相談者が事例指導者の考え(見立て)を理解してもらうには

根拠がものをいうということも忘れないでください。

 

1/18に事例指導面接ポイントを徹底解説する講座を実施します。

動画での後日配信もありますので、活用してください。

www.mutsumikawabata.site

 【1級技能士関連の講座】

 

【2級技能士関連各種講座】

 

www.mutsumikawabata.site