その際のアーカイブをアップしています。
(本日メルマガでご案内しましたが、その後動画を誤って削除してしまいました。
URLから見れない場合、改めてアップしておりますので、こちらからご覧ください)
今回の試験も合格率は高いとはいえない結果からも難易度は高いです。
一方で採点官の所管を読んでいると、
「型にハマった対応」「準備してきた対応」など
「対策」してのぞんだことが裏目に出ているようなコメントが多くありました。
自分が合格のためにやりたいことを優先、つまり
合格したい気持ちを優先して、目の前の相談者を見れなくなってしまっている
という状況が散見されたということです。
来談者中心、という基本のスタンスが見られなかったということと
捉えられます。
確かに試験ですので、合格したい気持ちもありますし、
試験官にチェックされている中で相談者役の方とだけ向き合うのも
集中力が要します。
その中で受験者という立場と、キャリアコンサルタントの立場を両立させることは
大変であるのは明白です。
ですが、日常業務でも二つ以上の立場でクライエントと向き合うことはよくあることです。
上司という役割意識
いかに離職者を出さないか、という組織人としての役割
数字を上げなければいけないという組織から与えられたミッションを遂行する役割
など純粋にクライエントだけのことを考えて面接できないのは
日常ではよくあることです。
ある意味では、技能士試験はそういう複雑な役割を持っている中で
どうクライエントと向き合えるのかを試されていると言ってもいいのかもしれません。
その点でいうと、自分は今どこを見て、誰を見て面接をしているのか。
自分をしっかり観てコントロールすることも必要になってきます。
今回合格に至らなかった方は、自分がキャリアコンサルタントとして
相談者とどう向き合うのか、向き合いたいのか。
自分の心も丁寧に見つめ直してみてください。
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