先日セミナーでもお話ししたように、
私が資格をとった頃に比べると、キャリアコンサルタントの
活躍の場はずいぶん増えました。
ハローワークだけではなく、大学、中高校、企業、
スポーツの世界など、資格取得時はハローワークか人材業界か、
くらいしかなかったのでずいぶん増えました。
それでも
キャリアコンサルタントは資格をとっても仕事がない。
稼げない。
というような声はまだまだ聞こえてきます。
勿論キャリアコンサルタントの認知度が低いこと、
活躍の場が少ないという要因もあります。
一方で私たち、資格所持者の視点からみたらどうでしょうか。
・キャリアコンサルティングの普及ができているのか
・クライエントに必要と思ってもらえる面接ができているのか
この2点は私たちにとって重要な課題だと思います。
特に、私は二つ目のこられたクライエントに対してどれだけ
意味ある面接ができるかどうか、は普及にもつながる資格保持者が誰もが
できることではないでしょうか。
ということはキャリアコンサルティングという商品を
本当にいいものにしなければなりません。
メンテナンスされていない商品を誰が買うでしょうか。
みなさんは自分の面接を「本当にいいものだよ」と言えるでしょうか。
そして言える努力をしているでしょうか。
毎回、どんな人にも、本当にいい面談を提供している、とどれだけの人が言えるでしょうか。
国家資格取得時に学ぶことは最低限必要なこと、
2級技能士も熟練として最低限2回は安定してできるかどうかが問われる
そして
1級も指導者としての入り口にしかすぎません。
私は、キャリアコンサルティングは人の人生に関わる
大切な仕事だと思っています。
自分の一言、行いが相手の人生に影響を与えます。
そういう重みを理解すると
全く手入れのされていない商品を
提供することはやはり失礼なことではないでしょうか。
キャリアコンサルタントを仕事にしたいのであれば、
キャリアコンサルティングという商品に投資をしていくことは
欠かせません。
忙しいから、今はお金がないから、と言い訳せず、
細く長くでも継続して学び続ける。
キャリアコンサルタントの認知度を上げるために、そして
中長期的にみた自分のために今何が必要なのか、俯瞰的に考えてみていただきたいです。
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