最近、書籍に関する質問をよく受けるので、
いくつか紹介しておきたいと思います。
まず、どのレベルの方も読んでいただきたいですし、
読み返してほしいというのがこちら。
河合隼雄先生の「カウンセリングの実際問題」です。
1970年に発刊されている本ですが、いつ読んでも新しい、
本質に触れられる一冊です。
私は現場に入っていると、どうしても組織の性質や
様々な考え方の方の要望を伺うと、
自分がしたいことは何なのだろう?と揺れそうになる時が
あります。
そんな時に自分を戻してくれる一冊でもあります。
同様に平木典子先生の「カウンセリングの話」
もお勧めです。
カウンセリングスキルの見直しには
渡辺三枝子先生の「キャリアカウンセリング実践」
も何度も見直しています。
25の事例が掲載されていて、様々な設問があります。
実は買った当初は、この本をどう使おうか、いまいち使いこなせませんでした。
少し時間をおいて見てみると、
自分ならどんなふうにこのクライエントと関わるだろう、
このクライエントをどうみるだろう、
など、学ぶ視点はいくらでもあることに気づきました。
個人的にはプロセスの中の、
問題把握、目標設定について理解を深める、
自分の幅を広げるには最適だと思います。
最後に教科書的な一冊を。
デヴィットパレの「協働するカウンセリングと心理療法」
お値段も高め、かつボリュームも相当あるので、
手にするにはやや躊躇するかもしれません。
が読んでみるととてもわかりやすくカウンセリングが
紐解かれていますし、
少しずつ噛み締めながら読んでいくと、
知識がすっきりと整理されます。
書籍としては今日はここまでにしておきますが、
やはり国語辞典や類語辞典もあった方がいいと思います。
特に各種講座に参加して、その中で出てきた言葉を吟味する際に
手元にあると、自分の語彙も増えていくはずです。
ご自身の学びの参考にしてください。
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