クライエントの何に対してカウンセラーは理解を示すのか?

昨日は、少し特別な講座を実施しました。

カウンセリングについての講座で、その場でも話に出ていた話題の一つに触れてみます。

 

「クライエントの言葉」にのみ反応するような応答にとどまってしまう、ということがないか、

ということです。

 

そもそも私たちカウンセラーは

「クライエントが言ったこと」

ではなく

「クライエントが言いたいこと」

を理解しようとする必要があります。

 

さらには、

「そういうことを言うクライエント、その人自身」

を理解しようとすることもまた大切です。

 

なぜならクライエントは私たちに

「話の内容」を理解してほしいわけではなく、

自分自身、

話した内容だけではなく、その背景にあるものもひっくるめた自分を

わかろうとしてくれることで、

カウンセラーに自分自身を委ねようと思えるからです。

 

クライエントその人自身をわかろうとする応答、行動はできているでしょうか?

 

そしてまたそのような信頼関係を築くためには

カウンセラーもまたクライエントを信頼していなければ

成立しない、双方向のものです。

 

クライエントと話を進める中で、

カウンセラーであるあなた自身は、

クライエントに対しての信頼度は上がったでしょうか?

 

もし上がっていないとしたら、それにもかかわらず

クライエントにだけカウンセラーである自分を信頼しろ、

自己開示しろと言うのはおこがましくないでしょうか。

 

クライエントとの関係性を築く、と言うこと、

クライエントが自由に自分のことを話せるようなくらいの

関係性を築くと言うことは、そんなに容易いことではないはずです。

 

クライエントも表面的な関係性に騙されるほど、

愚かではないはずです。

 

関係性を築くとは一筋縄ではいかないからこそ、

プロである私たちの関わりに意味があり、

鍛錬をし続けることが求められる。

それを楽しめるくらいで真摯に取り組み続けること。

 

それは試験対策だけではなく、

関係構築は得意、と言い切って終わりにするのではなく、

この職業に携わり続ける限り、

こだわって取り組み続けるということは誰しもに必要なことではないでしょうか?

 

【現在募集中の講座】※対面講座、1級技能士対策など順次更新中!

まとめて確認したい方はHPへ

office-brillo.com

 

【SV、キャリアコンサルティング、カウンセリングスキルアップなど】

www.mutsumikawabata.site

スキルアップに関する現在のおすすめ

【カウンセリングを極めよう!】

 www.mutsumikawabata.site

www.mutsumikawabata.site

 

 

 

【1級技能士対策講座など各種講座、動画

www.mutsumikawabata.site

【限定30部割引!1級実技概要動画予約受付中!】

www.mutsumikawabata.site

 

 【2級技能士対策関連講座、動画】

www.mutsumikawabata.sit

【東京で対面対策講座を実施します!】

www.mutsumikawabata.site

 

 

note.com