今、こちらの本を手にしています。
なかなか読み応えがあり、少しずつ読んでいます。
小林先生は上智大学のカウンセリング研究所をつくられた
やはり著名な、そして偉大な先生です。
カウンセリングを主とした本ではありませんが、
先生の考え方、信念、あらゆる点でメモをとりたくなります。
この本の中で
「きくこと」の困難性について書かれています。
・相手の話をきいている時、大抵の人は自分の関心や興味のある一部分に
注目して、これを取り扱おうとする傾向がある
・きく人が話す人の問題を解決しようとする気持ちで満たされている。
それは意識的ではないにせよ
・話をききながら相手の内面の世界、感情の世界を見ることが困難である
この3つにより、相手との対話が進まないし、
この3つを気をつけることにより相手との信頼関係が築かれる
カウンセリングもまた同様の難しさがあるのではないでしょうか。
解決策に走ることがカウンセリングではありません。
相手の「ことば」だけを捉え、それに応えることが
カウンセリングでもありません。
そして技能士試験などでも一番重要なポイントは
ここであるように思います。
きくということは困難であるからこそ、
カウンセラーとしては日々コツコツと自分のきくを
積み上げていくしかないように思っています。
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