傾聴は「事実」「気持ち」の視点だけでは不十分

朝からスーパービジョンや試験の振り返りなどの土曜日です。

 

いろんなキャリアコンサルタントの方と出会い、

みなさん本当に現場でいろんな思いを抱えながら

日々取り組まれていることを感じ、

私自身も学ばせていただいています。

 

キャリアコンサルタントが実施することの中に

傾聴と対話

があります。

 

まずこの傾聴と対話の違いが明確になっている前提で

お話します。

 

どちらもやはり重要ですが、

まず土台となってくるのは、対話ができる関係性を築くためにも

傾聴することからです。

 

では傾聴とはなにを聴けばいいのでしょう?

 

事実と気持ち。

 

これは多くの方が注目する観点です。

 

これと合わせて、実は時間軸、

過去、現在、未来

の軸でどこを傾聴するのかも忘れてはなりません。

 

最初にキャリアコンサルタントは関係構築をしながら

クライエントの相談したい問題を把握します。

 

この相談したい問題とは

過去でも未来でもなく、

「今」

どんな葛藤が起こっているのかを

把握することです。

 

過去にどんな仕事をやってきた、

そして今何を悩み始めたのか。

 

将来こんなことがやってみたい、

けれど今何がうまくいかないと感じているのか。

 

今どんなことをクライエントの中で

感じているのかを

しっかりと味わい噛み締め、そして共有してもらう。

 

過去のことは事実です。

将来のことも願望などなので、これらはクライエントにとって

話しやすいことです。

 

対して今何を感じているのか、

などは今の自分をしっかりと見つめなければならないのですが、

その分クライエントにとって

自分自身に気づくことにもつながります。

 

時間軸と言う意識でクライエントの

言葉が聴けていますか?

 

傾聴とは多くのことを意図して

聞かなければならない。

 

やはり奥が深いです。

 

 

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