本日はこちらの講座でした。
またいろんな背景をお持ちの方々の
ご一緒できる時間は私もとても有意義でした。
関係構築については
国家資格をお持ちの方は
当然試験に合格されたので、
できている
と捉えている方がほとんどです。
ですが、実は国家資格レベルだけでは不十分で、
ロジャーズが言っている
「内的世界」を共感的に理解する
関わりがカウンセリングではとても重要です。
クライエント自身が自分自身に焦点を当て、
自分自身から答えを見出そうとしてもらうためです。
この点を今日は時間をかけて皆さんと
シェアしました。
また私はこのような関わりも大切ですが、
キャリアコンサルタントのその人らしさ、ということも
大切にしたいと思っています。
特にロールプレイや試験だと
こう言わねばならない、と
誰が言っても代わり映えのしないような応答になりがちです。
ですがそれだと
「あなた」のもとにクライエントがくる意味がありません。
入り口は「キャリアコンサルタント」であるあなたとの出会いであったとしても
そこから深く関わるためには
キャリアコンサルタントというよりも
「あなただから心を許せる」という関係性が大切なのではないでしょうか。
キャリアコンサルタントが心を開いていないのに
クライエントには心を開けというのは
横暴にしか聞こえません。
「対等な関係」
というものを考えてみたいです。
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