ここのところスーパービジョンが続いています。
大半の方が初めて受けるという方です。
今日、筑波大の講座でもお話がありましたが、
どうしても自分の見立てだけになると、必ず「癖」が
出てきます。
クライエントに良い支援をするためには
自分に癖があること前提で自分と向き合わなければならないのでは
と思うのです。
自分の見立てとは異なる見立てを知るという意味でも
スーパービジョンはとても有益です。
中には１級の受験をする予定だけれども
まだスーパービジョンも事例指導も受けたことが
ないという方は多いのではないでしょうか。
実際のところ１級を所持されている方も
自分は事例指導もスーパービジョンも受けたことが
ないという方はいらっしゃいます。
私は受ける側のものの見え方を体験したことがないにもかかわらず、
指導をする、というのは
どこか相手に対して失礼なのではないかと思います。
スーパーバイザーだから、１級を持っているからといって、
自分は学ばなくていい、指導を受けなくていいのではなく、
そういう立場だからこそ必要なことでもあると思います。
もちろん皆さんにスーパービジョンは受けていただきたいですが、
１級を持っている方、受験を考えている方
は特に受けてみて欲しいと思っています。
ただし、自分自身がキャリアコンサルティングを
どう捉えているかによっては、スーパーバイザーの考え方に
納得できない、ということがあります。
相手がどのようなことを大事にして、キャリアコンサルティングを
どのようなものととらえているかは
確認してから受けることをお勧めします。
私は、
クライエントに自己理解をしてもらい、
クライエント自身が自ら意思決定してもらえることが
キャリアコンサルティングでは大事だと思っています。
それに沿ってスーパービジョンをするというスタンスは
おそらくキャリアコンサルタントとしてだけでなく、
講師としても大切にしたいことです。
ぜひスーパービジョン、事例指導をご自身がこの人なら、
と思われる方のところで受けてみてください。
追伸、１級対策講座のお問合せをいただいておりますが、
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