知識、技術、理論はその先へ

ミナペルホネンというブランドを

ご存知でしょうか。

洋服から始まり、ファブリック、家具、食、

今は様々な「life」に関わるフィールドで

商品を展開されています。

その創始者皆川明さんの一冊です。 

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ミナは、セールなども一切行わず、

テキスタイルも20年、25年と同じものを

扱っていらっしゃいます。

 

シーズンで終わり、消費するのではなく、

長く愛する商品を、そんなこだわりがある

ブランドです。

 

そして東京以外の店舗でいうと

京都、長野の松本、石川県金沢と

はたから見ると

なぜそこに!?という所に店舗を

構えていらっしゃいます。

 

設立当初はそんなやり方していたら

売れないよ、

なんていうことも言われたことと思います。

 

それが今では

今では相当数のマニアのファンが

いらっしゃり、

ミナなりの拘りがもはやそこが

大きな魅力なのです。

 

東京に続き、もうすぐ兵庫でも

これまでの25年を振り返る展覧会を

実施されたりするほどです。

 

 

私は、これまでの

キャリアなどの学びの中、また

創業塾のような所にも行った際にも

いろんな知識やテクニックを

教わってきました。

 

最初の頃は言われた通りに

なるほどそうすればいいのね

と真似してみたり、素直に実行していました。

 

ですが、、特にビジネスの手法に関しては

どうも続かないことが多いのです。

なんというか私らしくないという感じで

無理している感が出てしまうのです。

 

しばらく無理したら慣れるかな、

と思っても慣れないので、

もう何もかもがイヤになるという笑

 

そういう自分に気づいてからは、

言われたことを素直にやるのではなく、

自分にとってそれが必要なのか、

なぜ必要なのか、

必要ないとすればではどうするのか、

どうしたいのか

を考えて選択するようになりました。

 

トライして何か違うと感じた時、

何が違うのかを考えるようになりました。

そして何より捨てられるようになりました。

 

そうすることで

結局は自分自身が楽になりましたし、

結局無理せず継続できようになりました。

 

もちろん言われたことを素直にやる時期も

必要です。

ただ、

他人から与えられたものを

与えられた通りにし続けるだけでは

思考が働かず、工夫も生まれず、

それ以上何も生み出せません。

 

話をキャリアに移して、

スーパービジョンや、試験対策の中でも

私が思うこと

私のやり方をお伝えすることがあります。

 

ですが、それが全てではありません。

それを受け、あなたがどう考えるのか、

どうしたいのか

なぜ私のやり方ではしっくりこないのか。

それを考えることが実は

スキルアップの秘訣であり、

自分の個性を信じられるようになることに

つながるのかと思います。

 

知識や技術はそれで終わりではなく、

知性を生み出すためにあるもの。

 

ビジネスにしても

キャリアの学びにしても、

知性は目先の利益よりも

自分が大切にしたいものを見つける

大きな手がかりになるのではないでしょうか。

 

 

 

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