ケース概念化と一般化?

1級の勉強をしていると

 

ケースの概念化

そして

一般化

 

という言葉も出てきます。

ケースの概念化は

カウンセリングのいろんな書籍に出てきますが、

一般化はほとんど見かけません。

 

おそらく、試験対策の中で

出現してきているのだと思われます。

 

どう違うのでしょうか?

 

ケースの概念化は

「キャリアコンサルタント(事例相談者)が

担当しているクライエント、ケース、

クライエントの状況を客観的に把握して、

ケースの本質を掴むこと。」

 

つまりCC視点での問題把握と

近しいです。

 

対して一般化は何か?

 

「そのケースにとどまらずに、キャリアコンサルタント

他のクライエント、ケースにも活かせるように

その課題、特徴などを抽象化すること」

 

たとえば、

事例相談者(S vee)

「Bさんをつい説得してしまいたくなって・・・」

指導者(Svor)

「方策に走ってしまうということですね。

その他のケースでも説得したくなりがちですか?」

Svee

「そうですね、クライエントは学生なので

ESも締め切りを考えると本人に気づいてもらうのを

待っている余裕はないですし・・・」

Svor

「本当は本人に気づいてもらう関わりをしたいのに、

ご自身が締め切りが気になってつい方策を言ってしまう

ところがある、ということですね」

 

というように

ロジックツリーの階層を上げていくような

関わりです。

 

※「一般化」はおそらく今の所きちんとした定義が

書かれた書籍はないので、

あくまで私はこう捉えている、ということです。

 

言葉の定義は諸説あるので

一概にこれが正しい!とも言い切れません。

が、事例指導者として自分はどう捉えるのかを

持っておく方が、

指導はしやすいです。

 

一つ一つの言葉を自分はどう理解しているのか

捉えているのか、ケース記録などから見直してみてください。

 

 

絵本って実はことばのチョイスが絶妙です。

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