その言葉、その質問は相手に何をしているのか?

クライエントに質問することは

しちゃいけないこと。

 

カウンセリングの勉強を始めた頃、

誰しもがそんな風に思うのではないでしょうか?

 

私もそうでした。

そしてそうではないことも、

もちろん学んでいきました。

 

ではどんな質問ならいいのか?

ダメなのか?

 

これも一概には言えない、

ということを念頭にあえて言うと、

 

それはいつだったのか、

その時どうしたのか、などの

事実確認

は大抵クライエントのためではなく、

キャリアコンサルタント

自分がクライエントを理解するための質問です。

 

クライエントはそのことはすでに

知っていますから当然です。

 

クライエントがどんな気持ちだったのか、

それをどういう風に捉えているのか、

思考や感情の確認

はクライエントが

クライエント自身を理解することを助ける質問です。

 

繰り返し言いますがどちらもしてはいけない、

ということではありませんが、

キャリアコンサルタントとしては、

後者はとても重要ではあります。

 

まずそういった質問ができていますか?

そしてその質問をした時、

クライエントが答えられない時もあります。

その時にどのような対応をしていますか?

 

そして前置きとして大事なのは、

自分がどのような質問をしているのか?

自分が何をしているのか?

を理解しておくことです。

 

言葉を使ってクライエントと関わる立場として、

その言葉が相手に何をしているのかを

はっきりさせておくこと

です。



いただいたDMです。文字にも表情があります。

話す言葉にも表情があり、それは相手には敏感に伝わるものですね。

 

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