基本から見直そう。〜関係構築は最後まで続く

先日から読みだした、河合隼雄先生の

こちらの本。

f:id:officebrillo:20200226195650j:image

 

スーパーバイザーの資格を取ってから、

自然と一年に一度はいろんな形で

基本から見直すようになりました。

 

やっぱり河合先生の「傾聴力」すごいですね。

とにかく「聴く」に徹する。

 

河合先生のレベルで「聴く」ことができて

初めて傾聴できていると言えるとすれば、

今のキャリアコンサルタントではなかなか

いないと思います。

 

その河合先生の「聴く」をするにあたり

根底にあるのが

とにかくどんなクライエントも河合先生が

信頼している

ということ。

クライエントを尊重している。

 

話は変わりますが、関係構築は

キャリアコンサルタントの養成講座で学ぶ

基本なのでホルダーの方々は大抵、

関係構築はできると思っているのでは

ないでしょうか?

 

では何を持って関係構築が

できたと言いますか?

 

とにかくクライエントがたくさん

話してくれたから?

クライエントの愚痴を聞いたから?

 

いずれにせよ100%できた、と言うことは

難しくないですか?

 

クライエントではなく、自分の親しい人を

思い浮かべても、

この人とは100%の信頼関係がある!

と言い切れる人は

なかなかそういないはずですし、

日々の積み重ねの上で成り立つもの

でもあります。

 

ステマティックアプローチでいうと

関係構築ができたら問題把握へと移ります。

 

それでも100%関係ができている

訳ではないのです。

だから問題把握へ移っても、

方策までいったとしても、

関係構築は礎の部分として

ずっと継続して行われるものです。

 

次の段階に入ったから、

2回目の面接だから、といって

関係構築をおろそかにして

言い訳ではありません。

 

なんだか関係が不安定、

相手が納得していなさそう、

などと思ったらもう一度関係構築に戻る

という勇気も必要です。

 

関係構築くらいできている!

ではなくて、今一度基本から

見直してみてください。

 

 

 

追伸、無料添削について、

試験は受けていないんだけど過去問を

解答したものをみてほしいというお声もいただいています。

 それも対応可能ですのでぜひお申し込みください。 

www.mutsumikawabata.site

 

 

1級、2級、国家試験対策

など、現在受付中サービスはこちら↓

 

www.mutsumikawabata.site

 

 

 

お問合せは以下からお願います。