先日から読みだした、河合隼雄先生の
こちらの本。
スーパーバイザーの資格を取ってから、
自然と一年に一度はいろんな形で
基本から見直すようになりました。
やっぱり河合先生の「傾聴力」すごいですね。
とにかく「聴く」に徹する。
河合先生のレベルで「聴く」ことができて
初めて傾聴できていると言えるとすれば、
今のキャリアコンサルタントではなかなか
いないと思います。
その河合先生の「聴く」をするにあたり
根底にあるのが
とにかくどんなクライエントも河合先生が
信頼している
ということ。
クライエントを尊重している。
話は変わりますが、関係構築は
キャリアコンサルタントの養成講座で学ぶ
基本なのでホルダーの方々は大抵、
関係構築はできると思っているのでは
ないでしょうか?
では何を持って関係構築が
できたと言いますか?
とにかくクライエントがたくさん
話してくれたから?
クライエントの愚痴を聞いたから?
いずれにせよ100%できた、と言うことは
難しくないですか?
クライエントではなく、自分の親しい人を
思い浮かべても、
この人とは100%の信頼関係がある!
と言い切れる人は
なかなかそういないはずですし、
日々の積み重ねの上で成り立つもの
でもあります。
システマティックアプローチでいうと
関係構築ができたら問題把握へと移ります。
それでも100%関係ができている
訳ではないのです。
だから問題把握へ移っても、
方策までいったとしても、
関係構築は礎の部分として
ずっと継続して行われるものです。
次の段階に入ったから、
2回目の面接だから、といって
関係構築をおろそかにして
言い訳ではありません。
なんだか関係が不安定、
相手が納得していなさそう、
などと思ったらもう一度関係構築に戻る
という勇気も必要です。
関係構築くらいできている!
ではなくて、今一度基本から
見直してみてください。
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