キャリアコンサルタントの事情をおしつけていませんか?

キャリアコンサルタントの面接の記録、

逐語記録やケース記録を拝見すると、

 

状況や事実に特化して傾聴している人

 

クライアントの感情に特化して傾聴している人

 

という傾向が出ていることがあります。

 

状況や事実とは

「上司は何て言っているの?」

「どのくらいの時間だった?」

「まだそれは御両親には言えないということですね」

などということ。

 

感情とは

「その時どんな気持ちだった?」

「行きたくないほど辛いんですね」

など。

 

 

もちろんクライアントが話したいこと

にもよりますし、どちらも大事です。

 

が、どちらも大事なのです。

 

事実だけで動けるかというと、

事実を突きつけられるだけで

正論だけでは逆に動けない。

 

感情だけで動けるかというと

そうはいかない事実がある。

 

両方の視点から聴けているのか?

意識してみてください。

 

クライアントにそれを聴いて話してくれない

こともあります。

それはそれで、

そこが問題なのかもしれない。

 

そうではなく、

自分がその視点がないから、

自分がそれが苦手だからと

キャリアコンサルタントの事情で

そこを触れないのは

 

来談者中心

 

からかけ離れてしまうかもしれません。

 

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