対処療法は時にはクライアントを苦しめることも

私は少しずつでも行動に移すことを

大切にしています。

行動する中で明らかになる

答えもあるからです。

 

キャリアコンサルティング

クライアントの方と向き合うときも

そうでした。

 

なんかまだ迷ってそうだけど

とりあえず締め切りもあるから、

エントリーシート

書いてみてください。

 

とりあえず上司に言ってみたら?

 

と言ったように。

 

ただ、これは単なる対処療法にすぎなくなる

ことがあり、そうなると何の効果も生み出し

ません。

 

どういう時にそうなるか、というと

クライアントの苦しみを

十分に共有できなかったときです。

 

頭がいたいと訴えて

十分に診察してもらえず、

頭痛薬をもらっても、

根本的治療につながらないばかりか、

何の効果もないのと同じです。

ひどい場合が症状が悪化することすら

ありえます。

 

「とりあえず」を優先して雑な対応を

しているようでは元も子もない。

クライアントの苦しみ、葛藤と

丁寧に向き合う。

 

キャリアコンサルタントとして

当たり前のことですが、

目の前のクライアントの苦しみから

こちらが逃げたくなることもあります。

 

でもそこから逃げていると

クライアントへのより良い支援には

必ずならないこと、

そしてその日々のクライアントとの

向き合い方が

キャリアコンサルタントとしての

自分の力量にも大きく影響してくるはずです。

 

本当にクライアントにとって役立つ支援が

できていますか?

 

f:id:officebrillo:20190210182028j:image